パワハラ社長をギャフンと言わせたくて相談した時の事

私が転職をしようと決意した時の事です。当時私は、会社の社長からパワハラを受けていてそれが肉体的にも精神的にも限界を迎えたので転職をしようと思いました。簡単には辞められないだろうと思っていたのと、最後に一泡吹かせたいと考えていたのでこれまで貯めに貯めたパワハラの証拠品(暴言の録音、録画、勤務表などの労働環境が分かる書類の写し、椅子を投げつけられた際に負った怪我の診断書)思い切って弁護士に相談してみる事にしました。
相談した弁護士の先生は、兄の知り合いが経営している会社のお抱え弁護士をやっている方で、年齢は40歳くらいの男性でした。
事務所に行って、自分がこれまで受けたパワハラ被害とこれからどうしたいのかを証拠品を見せながら相談しました。これらの膨大な証拠品を見て弁護士さんは「これだけあれば全然余裕ですよ」とどこかワクワクしたような顔で言いました。
本当にもっとギャフンと言わせたいのであれば、心療内科にも行って診てもらった方が良いとアドバイスを受けました。実際に精神的に病んでいなくても「受診した、通院した」という結果がこういう時は大事になってくるのだとか。
そして事務用椅子を投げつけられて、腕に打撲を負ったことも「診断書があるのは良いけど、出来れば警察にも相談という形で行って来ても良いかもしれません。もしもの時は被害届を出すぞ、という切り札になります」と仰っていました。しかし女一人で警察に行ってもあまり信用はされませんので、警察に赴く際は弁護士さんも一緒について来てくれる事になりました。善は急げという事でその日のうちに警察署まで相談に行き、後日会社には退職する旨を伝えました。当然認められないと直属の上司からも社長からも突っ撥ねられました。
この結果を弁護士さんに伝えると、弁護士さんから会社の直接連絡を入れてくれて同席して話し合う事になりました。
後日、社長と私と弁護士さんの話し合いが行われました。辞めるのはパワハラが原因であること、その証拠はすべて揃っておりいつでも訴える事が出来るという事、怪我について警察に相談済という事等々…淡々と語る弁護士さんがこの時非常に頼もしく見えました。
ついに社長がヒステリーを起こしましたが「良いでしょう。これから被害届を出しに行きます。良いですね?」という弁護士さんの一言で、社長は私の退職を認め慰謝料も支払うと約束しました。
あの時弁護士に相談していなければ、私は何も出来ずに泣き寝入りをしていたでしょう。弁護士は弱者の味方になる頼もしい存在なのだと改めて感じました。私についてくれた弁護士さんはかなりイケイケなタイプだったので、余計にスカッとしました。