私が弁護士を選んだ際のポイント

以前、相続について弁護士に相談をしたことがあります。
弁護士に相談といっても初めての経験で、どのようにしてよいのか分かりませんでしたが、とりあえず以下の2点をポイントに探してみました。
・テレビコマーシャルをやっているような大規模な法律事務所ではなく小規模な法律事務所で話をきちんと聞いてもらいたい。
・相談内容については家族には内緒にしていた事情で、弁護士に相談することも知られたくなかったので、仕事帰りに相談に行くことのできる場所にあり、遅い時間まで営業している法律事務所がいい。
探す際の希望は上記2点のみでしたが、これだけでもインターネットで検索をして法律事務所を数ヶ所に絞り込むことができました。
そして、相談のアポイントをとるために電話をしたところ、最初の法律事務所では忙しい時間帯だったのか電話で対応してくれた方の印象があまり良くありませんでした。法律事務所はお堅いイメージがあったのでどこもこんな冷たい感じなのかと思いましたが、次に電話をした法律事務所では電話口の事務の方がとても丁寧で、アポイントをとる以外にも簡単な相談内容を聞いてくれ、初めての相談なので不安であることを伝えると「弁護士といってもただのおじさんんだと思えばいいですよ」とまで言ってもらい、とても話しやすい雰囲気だったので、その法律事務所に相談にいくことに決めました。
さすがに実際に弁護士と面会する際はとても緊張をしましたが、事務の方と同様に弁護士も柔らかい雰囲気の方で、法律の知識などほとんどない私に法的にどのような対応をするべきか簡潔に的確に話をしてくれ、今後すべきことがはっきりして精神的にとても楽になりました。
また、家族に内緒で進めたいという懸念事項についても、弁護士だけではなく事務の方もきちんと了解してくれて、弁護士側から私宛の連絡は全て昼休みか仕事後の時間帯に携帯電話に限ってしてもらい、また書面作成や書面確認が必要な際には自宅への郵送はせずに自分で法律事務所に処理をしに行く方法をとってもらい、誰にも知られることなく手続を進めることが出来ました。
もしこれから弁護士に相談しようか悩んでいる方がいたら、自分の希望するポイントを決めていくつかの法律事務所を探し、電話をして雰囲気を感じてみて、そして実際に会って最終的に決めるようにしていただきたいと思います。私が相談に行った際に弁護士に、依頼しなくても相談だけでもいい、と言われましたので、実際に会って相談だけして帰っても何ら問題はありません。特に依頼をした後は事務員が主な窓口になるので、事務員が自分にとって話しやすいかどうかは重要かと思います。
弁護士に相談をするとなるど、ほとんどの方が初めての経験で不安を抱えることと思います。ただ、自分に合った法律事務所を選べば、弁護士に相談をすることは懸念事項を解決することができる最適の手段だと実感しました。

怖いけど信頼できる!?本当に親身になってくれる強い弁護士さんとは?

昨年秋、主人から、突然離婚を申し出されました。主人は既に弁護士さんに相談済みとのこと。子供もいるし、離婚したくない私は、慌てて弁護士さんを探しました。弁護士さん、という生き物(?)に会うのは初めて。ホームページで離婚問題に強そうな弁護士さんを発見!初回相談は無料とのことだったので、アポを取って早速訪問。主人から罵倒された内容や、辛い心境を語り始めた途端・・・。「あんたの気持ちはあとで聞く。客観的事実を話なさい!」がーん・・・(泣)ただでさえボロボロだった私は、後ろ頭をバットで殴られたように茫然。ショックすぎて、涙も止まりました。テレビで見る弁護士さんって、もっと優しくて、「大変でしたね」「大丈夫ですよ」「私はあなたの味方です」とか、言ってくれるものだと思ってました。後々、他の弁護士さんのところへも行き、テレビ通りの弁護士さんもいることを知りましたが、私が最初に会った弁護士さんは、ちょっと強烈だったようです。ショックはすごかったし、逃げ出したい気持ちにも襲われましたが、「客観的事実」・・・出来るだけ詳細な発生時間や、生活費の額、主人の行動などを、少しずつ伝え始めました。すると、徐々に自分自身が落ち着いていくのが分かりました。全てを話し終えると、弁護士さんは、今後の流れ、かかる費用、どこまで相談してよいか(示談まで?調停まで?裁判まで?期間が決まっている?など)、予想される期間などを、簡潔に説明して下さいました。特にお金のことって、やっぱり聞きづらいので、弁護士さんから言って下さると、非常に助かります。これも後々分かったことですが、最初に費用や料金を、きちんと説明してくれるところと、ケースバイケースなので・・・と濁されるところがありました。断然、前者が信用できます。そして最後、弁護士さんがこう言いました。「子供がいるんだから、泣いてばっかりじゃダメだよ!あなたがしっかりしないで、誰が子供を守るの?」。勝つためには、客観的事実やデータが不可欠。そこに主観は必要ありません。もちろん、人それぞれだとは思いますが、私はこういう弁護士さんが、本当に信頼できる、勝てる弁護士さんなのかも?と思いました。

パワハラ社長をギャフンと言わせたくて相談した時の事

私が転職をしようと決意した時の事です。当時私は、会社の社長からパワハラを受けていてそれが肉体的にも精神的にも限界を迎えたので転職をしようと思いました。簡単には辞められないだろうと思っていたのと、最後に一泡吹かせたいと考えていたのでこれまで貯めに貯めたパワハラの証拠品(暴言の録音、録画、勤務表などの労働環境が分かる書類の写し、椅子を投げつけられた際に負った怪我の診断書)思い切って弁護士に相談してみる事にしました。
相談した弁護士の先生は、兄の知り合いが経営している会社のお抱え弁護士をやっている方で、年齢は40歳くらいの男性でした。
事務所に行って、自分がこれまで受けたパワハラ被害とこれからどうしたいのかを証拠品を見せながら相談しました。これらの膨大な証拠品を見て弁護士さんは「これだけあれば全然余裕ですよ」とどこかワクワクしたような顔で言いました。
本当にもっとギャフンと言わせたいのであれば、心療内科にも行って診てもらった方が良いとアドバイスを受けました。実際に精神的に病んでいなくても「受診した、通院した」という結果がこういう時は大事になってくるのだとか。
そして事務用椅子を投げつけられて、腕に打撲を負ったことも「診断書があるのは良いけど、出来れば警察にも相談という形で行って来ても良いかもしれません。もしもの時は被害届を出すぞ、という切り札になります」と仰っていました。しかし女一人で警察に行ってもあまり信用はされませんので、警察に赴く際は弁護士さんも一緒について来てくれる事になりました。善は急げという事でその日のうちに警察署まで相談に行き、後日会社には退職する旨を伝えました。当然認められないと直属の上司からも社長からも突っ撥ねられました。
この結果を弁護士さんに伝えると、弁護士さんから会社の直接連絡を入れてくれて同席して話し合う事になりました。
後日、社長と私と弁護士さんの話し合いが行われました。辞めるのはパワハラが原因であること、その証拠はすべて揃っておりいつでも訴える事が出来るという事、怪我について警察に相談済という事等々…淡々と語る弁護士さんがこの時非常に頼もしく見えました。
ついに社長がヒステリーを起こしましたが「良いでしょう。これから被害届を出しに行きます。良いですね?」という弁護士さんの一言で、社長は私の退職を認め慰謝料も支払うと約束しました。
あの時弁護士に相談していなければ、私は何も出来ずに泣き寝入りをしていたでしょう。弁護士は弱者の味方になる頼もしい存在なのだと改めて感じました。私についてくれた弁護士さんはかなりイケイケなタイプだったので、余計にスカッとしました。